骨格矯正と内臓と東洋医学のセミナー【DAY①不眠症】
今回のセミナーは各テーマに沿って【骨格】【内臓】【東洋医学】の3つの視点から考えていくセミナーです。
100人いたら100通りの身体の観方で考えていかなければ、本当の意味での個別のケアにならないのです。
多角的に視野を広げて「身体を見れる目」を養いましょう。
不眠は万病の元
不定愁訴として急激に増えているのが不眠症です。
- 寝たいのに眠れない
- 寝むれないから不安になる、不安で眠れない
- 睡眠導入剤を飲んでいるが熟睡できない挙句に、副作用が辛くだるい
など様々な症状があります。
そんな人の身体は触るとまさに【ザ・不眠】の身体をしています。
不眠の現代的な考えをもとに、東洋医学での不眠になる体質の観方や腹診を絡めて解説していきます。
脊柱の矯正で脳や内臓へアプローチしていく勉強です。
座学
不眠とは~現代的な考え・東洋医学的な見解
不眠とは何なのでしょうか。
ただ眠れないことが不眠ではないのです。
熟睡できない、寝つきが悪い、夢見がちですぐに目が覚めてしまうなど理由は様々です。
東洋医学では、眠れないときに心の病である【心血虚】や【心陰虚】と考えます。
血が足りず心神を滋養できずに不眠になったり、津液が足りなくなると多夢になり中途覚醒が起こるとしています。
勿論この考え方はごく一部にすぎないのですが、同じ不眠というカテゴリーでひとくくりにしません。
そして目が覚めてしまう時間帯によっても、どの臓腑が病んでいるのかを見分けるのも東洋医学の特徴でもあります。
そんな東洋医学をお伝えしながら、現代医学的な考えも照らし合わせてお客様の不眠のタイプを見分けれるようにしていきます。
腹と不眠~腹の硬い場所や冷えている場所によって不眠のタイプが違う
東洋医学では腹診といってお腹を触って診察していきます。
お腹のどこが固いのか場所によってストレスや冷えや気の乱れなどを考えていきます。
ストレスで眠れないのか、消化器の疲労なのか、はたまた気が不足しているのか。
お腹と臓腑の関係を不眠につなげて学んでいただきます。
横隔膜と不眠~横隔膜と脳圧の関係
ここでは、呼吸と不眠の関係を講義していきます。
呼吸筋にメインで使われる横隔膜。
横隔膜は通常、肝臓や胃の上にあるので触ることはできません。
しかし、横隔膜の動きが悪いと肋間の動きも悪くなり、身体が酸欠になります。
酸欠は脳にとってダメージが大きいのです。
実験でも横隔膜の動きをよくすると、脳圧が正常になるという結果が出ています。
人間は脳圧が高くても低くてもいけないのです。
脳圧が乱れると、脳と脊髄を流れる「脳脊髄液」の流れも上手くいかなくなるといわれています。
実技
- 腹を緩める(腹診)~東洋医学的腹と臓腑の関係
- 脊柱の矯正
- 腹に余裕を作る股関節の調整
- 自律神経を整える背中のカッピング(中国式ガラス玉・吸引式プラスチック)
開催概要
講座名 | 骨盤矯正と内臓と東洋医学のセミナー【DAY①不眠】 |
開講日程 | 不眠:8月3日(月) 12:00~16:00 |
参加資格 | セラピストなどの技術者・一般の方どなたでもお申込みいただけます(施術経験は必要ありません) |
受講料 | 一般:15,000円 ヒロットセラピスト:12,000円 協会会員:10,500円 |
開催場所 | 〒150-0012 渋谷区広尾5-11-1 クリスタルミュー広尾301 ヒロットセラピースクール 東京本校 |
お申込み方法 | ヒロットセラピースクールHPよりお申し込みください 申し込みページ |
講師 | 佐藤香織 |