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佐藤香織です。
最近、玄米をステンレスの鍋で炊いて食しています。
玄米を鍋で炊くのは面倒くさいと思われがちですが、ステンレスの鍋で炊くのは本当に簡単です。
玄米を洗い、6時間くらい浸水して、火にかけて炊く。これのみ。
玄米は周りのぬか成分まで食する為、無農薬のものを選んで購入しています。
これを白米のように水で研ぐ。
水かげんは、玄米1カップに対して、水を約300ml。
硬め好みなら少なくする。硬め(240ml)。
柔らかいのが好みなら軟らかめ(360ml) 。
あと炊く直前に塩を小さじ半分くらい入れます。
火加減は、沸騰するまでは中火で、沸騰したら弱火で30分くらい火にかけます。
ぽつぽつ穴が開いてきて、水分がなくなったら炊き上がり。
10分くらい蒸らしてからかき混ぜます。
これ、本当に美味しいです!
今は炊飯器に玄米炊きの機能があるので別にそれでも良いのですが、私が冷え性なので陽気を入れるために直接火にかけています。
これにゴマ塩、つけもの、みそ汁で完璧な食事になります!
玄米は消化に悪いなどと言われますが、そんな方は柔らかめに炊けば良し。
食べ過ぎはいけないとも書いてありますが、程よく食べればよし。当たり前。
食べ物なので、万人には合わないかもですが玄米は本当に良いです!
玄米の中にはイノシトールという成分があります。これは肝臓を強めて老廃物を体外に排泄する大切な役目をしてくれます。またフィチン酸という成分は、ストロンチウムと結合して体内に吸収することなく外に出してしまう性質があります。中略
またガンマーオリザノールという成分がありますが、これは神経の働きを強め、ことに自律神経の調整には非常に大切な成分です。これによって自律神経が良く働きますから内臓の働きも強められ、新陳代謝も盛んになります。
家庭でできる自然療法 東城百合子著 あなたと健康社より引用
家庭で出来る自然療法 誰でも出来る食事と手当法 改訂版 /東城百合子
薬膳の考え方でも玄米は、気を補うとされています。
修行が厳しいといわれる永平寺の雲水(修行僧)の朝ご飯は「玄米がゆ、たくあん、ごま塩」です。
玄米採食は身体をアルカリ性に保つので修行には素晴らしい朝食です。
私は鍼灸をはじめとする手技療法で身体に介入するのが仕事ですが、身体は食により作られているということを常に念頭に置いて治療に励んでいるのです。
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