やっぱり在り方に憧れるのです

こんばんは。
鍼灸の専門学校に通学中のエステティシャン佐藤香織です。

今日は、毎年恒例《年末前の大掃除》をしました!
年末って寒いから大掃除が大変なんです。。10月頃に一回大掃除をやっておくと、年末のお掃除が比較的楽なんですよね!

断捨離・整理整頓・埃取り。。

先日、義母からプレゼントしていただいた、回転式モップクリーナーが本当に重宝しました!

めちゃくちゃ汚れ落としが楽になりました♪

テクニックよりも在り方に憧れる

 

今、また「野口晴哉」ブームが私の中で再来しました。

野口整体と言えば、比較的有名だと思います。

ちくま文庫から発売されている本は大抵読みました。
初めて読んでから数年。

なぜか毎年秋になると読みたくなるんです。

たくさんある書籍の中でも、何回も読み直しているのが野口昭子著の「回想の野口晴哉」です。

野口晴哉の奥様が書いた本です。

整体入門など、野口先生の思想が書かれている本も楽しいのですが、私はこの「回想の野口晴哉」が一番好きです。

野口先生が他者の視点で描かれているので、私も他者の視点で野口先生を見る事ができるのです。

野口先生はいわゆる「生まれながらの天才」の部類に入ります。

私は天才ではないので、野口晴哉の世界観を理解できないというのが正直なところなのです。
もちろん、整体入門や風邪の効用などを読んで、勉強になりますし新たな気づきもあります。
でも、、、という域なのです。

それよりも、他愛のないであろう夫婦のやり取りに、野口晴哉の生き様や在り方が色濃く描かれているこの伝記に心惹かれるのです。

ある日、私は先生のように記憶力が良くなりたいと思って、その方法を尋ねた。
「記憶力なんて、馬にも犬にもある能力だ。人間としては想像力とか、空想力とか、推理・判断力のほうが大切だ」と言った。

野口昭子著「回想の野口晴哉」より抜粋

もう、かっこいい!( *´艸`)

本質を語る、野口晴哉の在り方に憧れます。

もちろん野口整体のテクニックはすごいものだと思います。

でも、私はテクニックよりもこの「在り方」に心が奪われるのです。

 

この在り方というのは、私たちエステティシャンにも大切なことです。

「技術」は、お金を出せば色々身につけることができます。
でも、「人を感動させる在り方」はお金では身につけることはできません。

しかし、何よりも大切なことなのです。

お客様はテクニックだけでは感動しません。
その施術者の在り方に感動して、いらっしゃるので。

でもなかなかその在り方を背中で見せれる施術者は少ないのが実際です。

たくさんの、サロンが氾濫し【価格】やいかに多い【資格】を持っているかでの競争、そして見せかけの【栄光】。
そこに固着してしまうのです。

しかしそんな表面的なことで競うのは、心を消耗するだけです。

 

在り方について意識するには、自分のあこがれを見つけることが最短の道です。

たくさんの本を読んで、たくさんの人に会って模索するのがいいのです。
そこから得られるものが必ずあります。

【在り方】について考える。
そんな施術者が増えてほしいと考える今日この頃です。

 

鍼灸師/エステティシャン
2008年からフィリピンの伝統療法「HILOT」をおこなっております。
現在は、骨格矯正の「関節エステ」も織り交ぜ、東京都五反田にある治療院【IMIZU SHISEI REFORM】院内にて鍼灸・エステティック施術を担当。
はまっているのは一眼レフ。趣味はアクアリウム。2児の母です。

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