最近は、ネットで何でも情報が手に入るようになり、テレビなどでもいろいろな特集が組まれ様々な【知る】ということが簡単な日本になりました。私もとってもお世話になっています。(個人的にテレビの情報にはアンチですが・・・)
でもその情報に振り回され喜怒哀楽している方も多いなあと思います。人間は他者のちょっとした一言も自分の琴線に触れることであれば気にしてしまう生き物です。かくいう私も過去は気にしいの女でありました。でも今は気にすることがなくなりました。
ただ単に図太いおばさんになったのかな?と思っていたのですが、色々皮膚について調べているうちに以下の考えにたどり着きました。
皮膚感覚が快(快楽)の状態が優位になると心が安定するので物事の選択がきちんとできるようになる。結果、情報の選別ができ、不要なものに振り回されなくなる。
逆に皮膚感覚が不足することによる脳への刺激不足による働きの低下があり冷静な判断ができなくなる。そして自分の考えに自信がなくなり振り回されてしまう。
私たちは五感を使い物事を感じて生きています。五感とは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の事なのですが、その中でも今日は触覚について書いていきたい思います。
私がいるボディケアの業界では当たり前に言われていることなのですが、『皮脳同根』といって皮膚と脳はもともと同じ細胞で成長の過程で別れた器官になります。
肌(末梢神経)に刺激があればあるほど脳(神経細胞の塊)にも刺激がいくとゆうことなのです。
人間はまず生まれた直後は脳の大部分を触覚だけに使い触覚によって生まれた出た世界を学びます。それから触覚で学んだ世界と視覚や聴覚がもたらす情報との関係について経験を積んで結び付けていきます。
指や口の周りの触覚で見たものと形の関係を形作っているのだそうです。
このことを裏づけるように赤ちゃんはまずはとにかく何でも口に入れます。

『なんや、これは』

『わからんから、詳しい情報は口で取り調べや~。』
そして形状や硬さを脳にインプットします。
脳と触覚の実験でも成人の場合は触覚刺激に対して応答するのは脳の中でも、体性感覚と呼ばれる頭頂の限定された場所、刺激を受けた場所と反対側だけが活性化されるのですが、新生児の場合片方の手に刺激を与えても頭頂の両側、そして側頭部にまで活性化が起きているそうです。
触覚がこれから生きていくうえで大変重要な役割をしているのです。
皮膚への刺激が脳に多大な影響を与えるということは、心への影響も多大ということなのです。
皮膚と心の関係については下記の本を読んでいただければいいと思います。ボディワーカーの方にはお勧めです。
しかし現代社会では昔に比べ皮膚への刺激が減ってきたのではないかと思います。
便利なものに囲まれた生活は明らかに”守る”生活になるので皮膚刺激が必然的に減ってしまいます。
私自身も昔はこんなことを微塵も考えることなく生活してきました。
しかし、仕事柄手を使ってトリートメントをおこないますし、受ける機会もあります。(勉強もかねているので月に3~4回は受けます。)
明らかに皮膚刺激が多い生活を送っているのです。
皮膚刺激とは自分を感じることなのです。
俗にいう『リストカット』をしてしまう方は皮膚感覚が鈍っていて自分と外の世界との間に壁を感じ、その壁を壊すため自分の皮膚を切ってい壁を壊そうとする行為といわれています。
皮膚の刺激不足は自己を見失い思考能力が低下してしまうのです。
私は勉強が好きです。そして読書も大好きです。
情報を集めれば集まるほど色々なものに影響されていくのですが、この皮膚刺激のおかげで情報の選択が上手くいっていると思います。(といっても迷走することもありますよ。。(笑))
皮膚刺激の不足は人間にとって生命を脅かすものですね。選択ができなくなると他者に支配されてしまうのです。
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