私は身体のメンテナンスを歴史的建造物の修繕や補修にたとえて考えます。
以前ニュースになったこちら↓↓

普通のおばあさんが勝手に修繕し、原形をとどめなくなってしまった壁画。
これは、悪い例になってしまいましたが(大々的にニュースになったのでこちらを例しちゃいました)世の中のほとんどの創作物はこのようにメンテナンスをしなければ朽ちるのです。
部屋もそうですよね。ものを出さなくたって埃はたまる。シンクは磨かなければ曇ります。

美しい!
人体も神の創作物なのでケアは必須です。いつかは死んで朽ちるのが宿命なのですが、日々の新陳代謝で生まれかわっている細胞のはずなのに老化は進みます。人間は生まれた瞬間から死に向かう、それが自然なことなのです。
でも手をかけるか・けかけないかとでは体の状態は違ってきます。メンテナンスの有無で生命力に雲泥の差が出ます。(私が考える生命力は内面から出てくるカッコよさ、オーラ。私はオーラは見えませんが。感じるものです。心身が健康であればこそ。)
しわやしみなどの外見だけの問題じゃない。
この本はオーバー60歳のファッションスナップの写真集ですが中に登場する女性たちが素敵に年齢を重ねてるなあと見てて心が豊かになる1冊です。
私はセラピストの観点でトリートメントの必要性を述べますが、エステやリラクセーショントリートメントに求められる瘦身やリフトアップという結果は一部の表面的なことで、真理は内面を豊かにする手段だと思っています。
だってトリートメントを受ける時間って贅沢じゃないですか。忙しい現代女性ですが、時間を作り自分に手間をかける。。。このように過ごせることがリッチだなと思うのです。※リッチとは本来は【豊か】という意味です。お金持ちという意味だけではないです。
忙しいとどうしても時間に追われることになるので、かつかつになり心がすさんでしまいがち。それは致し方ない事なのですが、そこを自分でどのようにリセットするかで人生の質に差が出るのではないでしょうか。
シンクと一緒で、磨けば輝くのが女性(たとえのボキャブラリーが貧相で申し訳ないです。ここは、ダイヤモンドにたとえたほうが美しいかな(笑)でもダイヤモンドはみがいたことないの、シンクは磨くけど・・・)、絵画と一緒でメンテナンスをしてこそ尚、美しさを保つ。出来立て(生まれたて)はキープできないですが、ビンテージの高貴さはにじみでる。
自分への投資は生き方に反映されその人の人格になります。
かの有名なマザーテレサの言葉
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
トリートメントをうけるきっかけや求めるものが外見の何か(痩身、美肌)でとしても、その何かが変わればそれが人格につながり運命となります。
むくみや肩こりがなくなり軽快に生活できたらマインドが変わるしにじみ出るものも違ってきます。
そこが先ほど述べた内面を豊かにする手段という考えに至るのです。
独自に分析すると私の周りにいるあこがれる人(皆さん年上です)って
- 好きなことに情熱を注いでいる
- 他責にせず精神的に自立している
- 自己投資を欠かさない
- おしゃれ
そしてみなさんボディのメンテナンスを欠かしてないんです。
(上記すべて自分軸の事ですね。楽しんでやっている。情熱も自立も自己投資もおしゃれもボディメンテナンスも自分のため)
エステやトリートメントが非日常ではない。
みなさん、自分のリセット時間として時間を捻出しています。身体の掃除。修繕。年齢を重ねるほどに必要になってきます。
ボロボロの身体で痛みや悩みを抱えて生きるより、手をかけ凛と生きるほうがいい。
最初の壁画の修繕のように個を無視したケアはいけません。上の壁画の修繕の失敗は人間でいうと整形の失敗みたいなものなのかな?
骨格を無視し、年齢にそぐわない手術は不自然さを生みます。決して憧れない。
でも女性の美の執着は永遠。自分を見失うよね。ケアさせていただく身としても肝に銘じておかなければ・・・”(-“”-)”
追記:こんな絵画修繕画像も発見。面白い。

ふさふさヘアになったシェイクスピアの肖像

「エマオの巡礼」の貴婦人はプチ整形!?
ヒロットセラピスト 佐藤香織
毎週金曜日は姿勢リフォーム整体にてヒロット施術を行っております
http://shisei-reform.com/hilot/
※今現在は諸事情により事前予約のみの対応とさせていただいています。ご迷惑おかけしておりますが何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。
ぽちっと宜しくお願いします。感謝です
Ameba Brog(過去のブログはこちら)
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